|
インディアンジュエリー:EARTHLODGE, ジュエリー、インディアンフルートなど、ネイティブアメリカン文化関連グッズの専門店
|
||
商品カテゴリ一覧
earthlodge(アースロッジ)
|
スターキルトスターキルトはラコタ、シャイアン、クロー、アシニボインなどの北部平原の部族の間で多く使われています。 元来、キルトというのはキリスト教会が居留地に持って入ったもので、伝統的にインディアンの人達が使っていたものではありません。 その昔はバッファローやエルクの皮に顔料でペイントを施したものをローブとして使っていたのが始まりです。しかし20世紀の居留地時代に入る頃には生活の中心となっていたバッファローがいなくなり、ライフスタイルが大きく変わります。
1938年 パインリッジ居留地にて
インディアン白人同化政策の一環としてキリスト教による寄宿学校ではミシンを使う裁縫技術が教えられるようになり、今まで皮で作られていたものが布に変わっていきます。
重いバッファローの毛皮は軽るくて扱いやすい布製のキルトへと姿を変えて行ったのです。このようにキルトは白人文化をインディアンの人たちが巧みに自分たちの文化に取り込んだひとつの良い例と言えるでしょう。
キルトの代表的なデザインであるスターデザインは明けの明星を意味していると言います。平原、特にラコタ族の文化では明けの明星(モーニングスター)は叡智を象徴します。実際、彼らはモーニングスターをウォクサペ(wohksape) 「叡智」と呼んでいます。太陽が昇ってくる前に必ず東の空に輝くモーニングスターは太古の昔からインディアンの人達の祈りの対象となっていたのです。
ラコタの人達はこのスターキルトをあらゆる行事で贈り物として使いますし、特にキルトはその贈り物の中でも最も重要なものとされています。例えば、子供が産まれるとベビーキルトをプレゼントするのが常ですし、卒業祝いや学校のスポーツチームがトーナメントで優勝した時などにはキルトが贈られます。また兵役に就く若者を讃えるために親族がプレゼントしたりする事もありますし、誰かが亡くなった時には棺にスターキルトがかけられることも珍しくありません。
スターキルトは必ず「ギブアウェイ / give away 」という儀式時に登場します。この「ギブアウェイ」という儀式は昔から行われているもので、誰かが亡くなったり、逆に祝い事など、公の集まりがある時には、その集まりの主催者が参加した人たちに感謝の念を込めて所有物を分け与えるます。
勿論、スターキルトは儀式用ギブアウェイの為だけではなく、家計を支えるためのクラフトとしても製作されており、有名な作者の作ったキルトやグレードの高いものはコレクターの間で高く取引されいます。中でもローズバッド・スーのキルト名人、Nellie Star Boy Menard は有名で「人間文化遺産」としてアメリカ政府から表彰された事があります。彼女は政府に招かれた時、時の大統領夫人であったヒラリー・クリントンに自作キルトをプレゼントしています。 Nellie Star Boy Menard このようにスターキルトは現代のネイティブアメリカン、特に平原部族の人たちにとっては文化的に大変重要なものなのです。
|
|
|
|
||