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フェティッシュについて


アニマルフェティッシュについてのご説明

昨今ではズニの専売特許として知られているアニマルフェティッシュですが、これは他の部族の間でも使われていましたし、日本の縄文文明を始め、世界中で見ることが出来ます。

元来、フェティッシュは呪術的な意味合いがあるお守りのことを指します。

霊的な力を信じる狩猟採集民は狩猟をする際に獲物となるシカのような動物やハンターとして能力の長けているオオカミなどの動物のエフィジーを用意し、そこにメディスンマンやシャーマンによる御霊篭めを行います。

こうすることで、そのエフィジー、つまりフェティッシュは単なる動物の形をした石ではなく、それ以上の存在になるわけです。これを携えたり、祈ることにより、狩猟を成功させる事が出来るとされてきました。

またカエルやカメなどの動物フェティッシュを使い子孫繁栄や雨乞いの儀式をしたり、薬草の知識に長けているクマのフェティッシュを使って癒しの儀式をしたりするという事もされてきました。

このようにフェティッシュは呪術にはなくてはならない重要な道具だったのです。

 

ズニが特に現在でもフェティッシュに繋がりが深いのには彼らの伝説が影響していると言われています。

ズニの創世記によると、まだ地球が若かった頃、この世は洪水状態でした。太陽の神が双子の兄弟に地球がもっと暮らしやすいようにしなさい、と命令すると、兄弟は弓矢を放ち、空から雷を降らせます。

雷は地球をすっかり乾いた所にし人間や動物達は暮らしやすくなりましたが、今度は猛獣が人間を襲ってくることになりました。そこで雷を動物に落とし、動物達は石になってしまいます。

しかし、動物の魂は石の中で今でも生きており、ズニは動物の形をした石を見つけると、その秘められた力を信じ、フェティッシュとして儀式に使うものとしたのです。

 自然形で動物の形をしているものが最もパワーの強いものとされたのですが、その後は道具を手にいれると石を削って形を作ることで、そこに力を入れようとし、それが現在のフェティッシュになったのです。

以前は機械もなく使われる石も限られていましたが、現在では色々な石が使われていますし、動物もあらゆるものが彫られており、フェティッシュの世界を楽しいものにしてくれています。



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